プロモに求めるものってなんだ?

大塚愛のDVD-CDを買った。山口のド田舎ではCD屋を探す事すら一大事なのに、ましてやDVDなど果たして入荷してるところはあるのだろうかと思いながら捜索開始。三軒回ってCDは見つけたもののDVDはやはり需要がすくないようで、見つけるまで五軒周り思ったより苦戦した。
さてさて、その店で入荷した一枚を一発一中で引き当てたこのDVDを家で鑑賞する。PVの出来が良すぎてプロモ先行型で購入したのは女性シンガーではこれが始めて。男性では、笑えれば / ウルフルズ以来。
この両者に共通するものって何だろう?
曲がスローテンポであるし、バラードであることの他に、ともにPVにミニドラマが含まれている。

「笑えれば」の方は、田舎の友人が彼女に振られて、それでも元彼女の結婚式に参加する友人を励ますといった内容のもの。
「甘えんぼ」の方は、捨てられた猫が通りすがりで親切な彼を探し、人間の姿(大塚愛)で再会するといった内容。

ともに和みであったり、癒しであったりする。特に販売促進の色が見えるものではないし、派手なCGや歌唱シーンが目立つわけでもない。曲が後付けでもいいような気もする。しかし、買ってしまったということは、それだけで商品価値があると判断してしまったので、自分にはそのPVが販促作用があったことになる。まったく世の中上手く出来てるもんだ。
自分には「音楽に即したPV」よりも「PVに即した音楽」の方が購買意欲がそそられるみたいだ。


【今日の一曲】
ペルセウス / 島谷ひとみ
最近この手のPV多すぎ。